遠視JR宮崎駅東口直通バス約10分 ひらね眼科

【遠視】 

 眼は光を屈折させるレンズの役割をするたくさんの組織から構成されています。私たちはそうした組織を使って、光が網膜にぴったり焦点を結ぶよう調整し、近くのものを見たり遠くのものを見たりしています。この「網膜にぴったり焦点を結ぶ」ことができない状態が、いわゆる近視や遠視と呼ばれるものです。
  遠視は、光が網膜より後ろで焦点を結んでしまう状態です。遠くのものも近くのものもはっきりと見ることができません。
  角膜や水晶体の屈折力が弱いために起こる遠視と、眼球の長さが短いために起こる遠視とがあります。小さいお子さんの遠視では、調節を最大限に働かせて焦点を網膜に近づけようとすることを無意識のうちに行っている場合があります。
  矯正には凸レンズを用い、眼鏡やコンタクトレンズで補正します。レーザーによって角膜の屈折力を変えてしまうことで、限りなく正視の状態に近づける屈折矯正手術も広く普及し始めています。